「そばに行きたい、話したい」と思われる人になりましょう

2011-03-04

笑顔のすてきな顔をつくりたいI‐−私は、いつも思っています。子供の頃、「赤デメキン」と言われていじめられた時、笑顔のすてきな友だちのそばに行くだけで、気持ちがとてもラクになったからです。笑顔のすてきな人は、決して誰かをいじめたりしません。友だちに好かれて、頼りにされることが多いものです。ニコッと笑った時に出てくるオーラと子不ルギーに、みんなが強く引きつけられるからでしょう。高くて形のよい鼻も、二重まぶたの大きな目も、笑顔にはかないません。「あの子は笑顔がいいね」という評価は、その人の人間性までふくめたものだからです。笑顔のパワーは、顔のパーツのよさとは比べものにならないほど大きなものです。「きれいだね」と言われる人のなかには、自分のことしか愛せず、「彼氏なんて、どうってことないわ」「彼女のスペアなら、いくらでもいるもんね」と思っている人もいます。人からつくされることには慣れているけれど、人につくしたくはないのです。でも、その気持ちを変えない限り、いつまでたっても人を愛することはできないし、人から本当に愛されることもない。そんな人生は、幸せとは言えませんよね。一方、「顔はたいしたことないね」と言われていても、思いやりのある人は、自然とまわりに友だちが集まってきます。そばにいて話をするだけで、優しさに触れて心がいやされ、安心できるからです。こういう人は、みんなから大切にされるし、人間として愛されます。私は、そういう人生のほうがよほど幸せだと思います。私か美容学校で十代の人たちにまじってメイクの勉強を始めたのは、三十歳の時。カルチャーセンターの講師として初めてメイクの仕事をしたのは、三十五歳でした。その後、一九九五年からリハビリメイクの研究を始め、医療との連携の必要性を痛感し、多くの先生方のご協力のもと、エビデンス(科学的根拠)などに基づいたリハビリメイクの有効性について、学会や論文で発表しています。四十八歳の時に新潟大学歯学部の非常勤講師になり、翌年、この大学の大学院に入学し、五十二歳の時に歯学博士をいただきました。現在は、日本医科大学の大学院で形成外科を学び、その一方で、五つの大学でリハビリメイクの理論を学問として教えています。「これをやりたい」というものをもっている人は、オーラにつつまれて、表情までイキイキとしてくるんですよ。その時、きっとあなたの顔は、とても輝いて「いい顔」になっているはずです。かづきれいこ今の日本においてメイクを学問にするために、生徒さんや患者様がメイク後に感じる「うれしい」「よかった!・」という気持ちを数値化し、データを取っています。また、病院や企業など、さまざまな場でリハビリメイクに関する講演もしています。全国にはリハビリメイクを必要としてくれている人が大勢待っていらっしゃいますが、私一人では限界があるため、後進を育てることに全力を傾け、メイクボランティアにも力を注いでいます。ごく普通の主婦だった私か、ゼロから出発して、こうした活動ができるようになったのは、「昔の自分と同じように外観のことで苦しんでいる人たちの役に立ちたい。元気になってもらいたい」という夢をもち、その夢を大切にしてきたからです。みなさんには、夢がありますか?夢をもてば、必ずかなうように人生が動き出します。だから、できるだけ具体的な夢をもちましょう。

[参考]
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