「オフィス町内会」の活動

2011-10-01

問題はまもなく市民団体などによって強く認識されるところとなった。その先駆者的な団体の一つ、「オフィス町内会」(オフィス街に企業を会員としてつくられた古紙回収団体)のリーダー、東京電力社員の半貝栄寿氏は、いまやこの問題は消費者のみならず製紙メーカーや販売者にも向けられているとして、こう述べている。紙のリサイクルは、古紙の回収と再生紙の利用が車の両輪のようになって初めて完結する。しかし、市場は「過度な白さ」に向かい、再生紙の使用拡大は壁にぶつかっていた。日本青年会議所と「オフィス町内会」が母体となって積み上げてきた「適度な白さ」の再生コピー用紙の普及を目指すボランティア活動は、今、リサイクルの市場を動かし、紙を本業とする製紙メーカーやサプライヤーサイドヘのバトンタッチの時期を迎えている。