商業施設の分析・管理に有用なツール

2011-04-25

三浦印刷は、商業印刷を中心として、流通業、小売業、サービス業、製造業など多様な顧客の要望に応じたサービスを提供し、情報加工産業として、紙メディア、Webコンテンツ制作、IT技術開発、クリエイティブソリューション、管理・運営サービスなど、多方面からのノウハウを蓄積してきた。その実績を活かして生まれたのが、「ルックモール」である。このシステムでは、ショッピングセンター、百貨店などで運営時に発生するPOSレジデータ、客数カウントデータ、契約条件、店舗情報をもとに、期間ごとにネットワーク上で自動集計し、即時に情報を取得することが可能。集計結果を直感的に扱える視認性の高いフロアマップ、グラフとして表示し、各担当者のノウハウ、視点で情報を共有化する。トッパンーフォームズは1955年にアジアビジネスフォームとして設立され、1965年にカナダのムーアーコーポレーションとの合弁により、トッパンームーアービジネスフォームに社名変更。1971年に現在の商号となった。ビジネスフォームとは、記入や印字を容易にするため、あらかじめ一定のフォーマットで印刷した事務様式類をいう。銀行のCD機から出てくる利用明細書、宅配便の送り状、クレジットカードの請求書、個人情報を保護した通知ハガキなど、生活のさまざまな場面で利用されている。同社は、こうしたビジネスフォームのリーディングカンパニーとして、見やすさ、使いやすさ、機能性を追求した独自の提案をし続けている。ビジネスフォーム以外の印刷事業として、同社の売上げの大きな割合を占めているのが、データープリントーサービス(DPS)である。これは、顧客情報などのデータを預かり、編集・加工から、印刷・印字、封入・封絨、発送まで一貫して行うトータルアウトソーシングサービスである。近年、印刷業界では、可変印刷やワンートウーワン印刷という、I件ごとに異なった印刷物の制作が注目されている。これには、マーケティング能力などの高度なノウハウが要求される。同社が、長年手がけてきたビジネスフォーム印刷は、可変印刷の先駆けともいえるものであり、その経験のなかで、高い技術を構築してきた。DPSの売上げは成長を続けており、2008年3月期には715億500万円と、同社の売上げの31・3%を占めているのである。RFIDメディアにも注力さらに同社は、デジタルメディアやICビジネスなどを融合させ、総合的な情報管理サービス業を目指している。その一つが、RFID・ICメディア。RFIDとは、微小な無線チップによって人や物を識別・管理するしくみをいう。交通機関のIC乗車券、Edyなどの電子マネー、おサイフケータイなどで利用されており、人・物・金の流れを飛躍的に向上させて、私たちの生活をより快適に変えていく。同社では、ICカードのみならず、世界初のマルチバンド対応RFIDタグや金属対応ICラベルなど、次世代の情報伝達媒体であるICメディアの開発やシステムインテグレーションも進めている。また、同社が提供しているeソリューションサービス「IMS」は、ビジネスフォームのトップーメーカーとして培った、企業から企業、生活者へと流れていく情報を、必要なときに最適な形で届けるノウハウである。これをもとに、Webサイトの構築、統合マーケティング、文書管理システムなど、ITを駆使した情報管理ソリューションを提供している。このほか、オフィスサプライや情報機器などの幅広いラインナップも揃えている。それとともに、機器の販売だけでなく、アプリケーションの開発から、運用のサポート、機器の保守に至るまで、クライアントの業務効率化のための最適なソリューションを提供している。

[参考サイト]
電子ブック産業