皮下脂肪は、バストについている脂肪です。これがやおらかいクッションとなって大切な乳腺を包み込んで守っています。バスト独特の脂肪というわけではなく、お腹や背中の脂肪と続いているので、ダイエットをするとバストまで小さくなったりするのは、ほかの脂肪と一緒にこの脂肪も落ちてしまうためです。バストのふくらみのほとんどは、乳腺と脂肪でできています。乳頭と乳輪は、一般に乳首と呼ばれているところが乳頭、そのまわりの皮膚と比べて輪のように色が少し濃くなっている部分が乳輪です。妊娠すると、乳頭も乳輪もやや黒く大きくなります。乳首が黒くなることを気にする人がいますが、これは妊娠でメラニン色素を刺激するホルモンが分泌されて起こり、色が濃くなることによって、赤ちゃんがお母さんの乳首を見つけやすくなります。赤ちゃんにとっては乳首の色が何よりの目印となるのです。乳輪にはポツポツと小さく出っ張った部分がいくつもついていますが、これは乳輪腺と呼ばれています。授乳期にはここから独特のニオイが出るため、まだ目が開かない赤ちゃんも、それに導かれて乳房を探し当てることができるのです。