外断熱マンションを選択の対象と考える

2011-07-06

消費者が外断熱マンションを選択の対象と考えるには、マイナス面も知る必要があります。まずおおまかに、建築コストについて考えてみましょう。コストというのは、常に質との関連で考えられるべき問題です。単純に値段で比較すると、同じ坪数の建物の建築コストは、従来の内断熱工法よりも1〜2割高くなります。一方で、居住性能(快適さ・省エネ)もはっきりと高くなるのです。したがって、コストパフォーマンスという意味で、いちがいに「外断熱は高い」とはいえません。外断熱は、ぜいたくなイメージでハイコストになっているわけではありません。ブランドの値段ではなく、実際に外断熱にすることによる建築コストが上がるわけです。最も大きいのは外装材や開口部(サッシ)の費用です。外断熱では外側に断熱材を施すために、外側の最終仕上げの部分(外装)が重要になり、内断熱マンションよりも外装材や施工費が割高になります。しかしこれも、たとえばはじめ高価だった家電製品が普及するほど安くなるように、外断熱マンションもどんどん建てられるようになれば現在より安くなります。またマンションを供給するデベロッパーも、質を落とさないコストダウンに取り組みはじめています。ただし、都市でマンション購入を考えている消費者にはそれぞれのライフスタイルがあり、どのようにマンションを位置づけて購入するのかは異なります。